- 親・先生の役割が分からない
- どうして育児・教育をしているのかが分からなくなった
- 育児・教育に迷いがある
親・先生の役割とは?
「親や先生の役割って何ですか?」そう聞かれたらなんと答えますか?

私は、子どもの自立が親の役割・育児のゴールであると考えています。
子どもの自立とは、「一人で考えて、一人でできる子」を指します。
さらに人生を決める大きな選択というものが、誰しも必ず待ち受けています。
将来はどの仕事に就こうか。
結婚相手は誰にするか。
子どもは将来何人産もうか。
家は賃貸か、持ち家か。
これらを最終的にどうするかを決めるのは誰でしょうか?

自分ですね。
自分の人生の選択は、自分で決めるしかありません。子どもが将来、後悔のない選択をするには、自分で考えて選ぶ習慣が無くてはなりません。自分で選べるようになるために、自立させていくことが、大人の役割だと私は、結論づけました。
誰にも人生の正解は分からない。

我々大人でも正しいといえる答えはありません。確実な正解など言えるはずもないのです。
時代は、簡単に変化していきます。ここ10年で、ITに関することがとてつもなく進化し、暮らしを大きく変えていきました。
10年前、2010年にここまでスマホが進化することを想像することが出来たでしょうか?
自分の携帯電話が
パソコンの代わりになる
電化製品(冷蔵庫や電子レンジ)と連携する
こんなことになるなんて私は思いませんでした。
ニコニコ動画よりも、YouTubeが人気になるなんてことも想像ができませんでした(笑)
都内では、自動運転のバスも始まり、徐々にAIに仕事を任せるようになっていく時代は目の前に来ています。よりクリエイティブな発想をすることができる人材が必要になってくるのです。
こんな激動な時代を生き抜いていかなくてはならない令和の子どもたちです。
今、子どもたちに必要な力

一番必要なのは、「考え抜く力」ではないでしょうか。
子どもの考える力は、環境によって大きく育ちますし、育たなくもなります。
考える力というのは、お勉強ができる力とは、少し異なった力です。
将棋も囲碁もチェスも、既に人工知能の方が上の時代です。 知識だけの頭でっかちな人は、今の時代、そこまで必要が無いのです。
ですから、親や先生の役割は、子どもが、一人で考えて、一人で行動できる力をつけさせ、自立させていくことだと思うのです。
実は、学校教育では知識を分かりやすく教えるような教育を排除し、学び手が、自ら知識を獲得し、活用・表現するような授業を行うように変化していっています。
という時代は、終わったのです。
最後に
激動な時代を生き抜いていかなくてはならない子どもたちが、未来に困らず過ごせるように、我々大人の行動が重要となります。
子どもの自立を目指して、我々親、先生がどのようなことをご家庭で行っていくとよいか。しばらく連載をしていこうと思います。
自立に大切なのは、コーチングという技法です。
最後までお読み下さりありがとうございました。このページが少しでも皆様のお役に立てますように。

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