子どもが素直に動く魔法の言葉がけ。とにかく簡単で絶大な効果アリP.17

コーチング
こんなお悩みをお持ちの方へ
  • 何を言っても言うことを聞かない
  • 場合によっては、罰を与えなきゃいけないのかな
  • 一生このままなのかな
✓このページから学べること
  • 子どもに行動を促すのに最適な言葉がけができるようになる。
  • 罰は与えない方がいい理由
保育園・小学校でも、とてもよく使われている方法です。

この言葉がけを使っていることで、「家では言うことを聞かないけれど、先生の言うことはとても良く聞きます。」という声をご家庭からいただいています。

子どもに行動を促すのに最適な言葉がけとは?

〇〇しよう!(笑顔)

と言うだけです。

 

「えっ……たったこれだけ?」

 

と思われた方も多いかもしれません。本当にこれだけでいいんです。理由は3つあります。

理由1:人は、ダメと言われたらやりたくなる生き物

 

・ここは走ってはダメです。
・ゲームは30分以上やってはダメです。
・YouTubeは見てはいけません。
・お酒とたばこは20歳になるまでやってはいけません

 

こういう禁止語をかけられると、心に反発精神が生まれ、興味関心が一層高まり、やりたくなってしまうものなのです。

 

中高生が、親のお酒やたばこに強い関心を示し、親がいない間にこっそりとやってしまうのと同じですね。

理由2:禁止語を言わない積み重ねによって心を開く

人は、「あれをしなさい。」「これはダメ。」と管理をされ続けると、心を閉ざしていってしまいます。

心を閉ざすと、完全にシャットアウト状態になります。聞く耳を持たないというやつです。

 

反対に、自分が心を開いた人の言葉は、すんなりと入っていくものです。

 

みなさんは、どちらの先生の方がいいですか?

A.普段からよく話を聞いてくれる先生「若い内の勉強が大切だ!がんばろう!」

B.普段からこちらの話を全然聞かない先生「若い内の勉強が大切だ!がんばろう!」

 

 

多くの方は、A先生の発言の方が、すんなりと入っていくのではないでしょうか。

 

人間は、話を聞いてくれる人に心を開く生き物で、心を開いた人の言葉なら聞き入れたいと思う心理があるのです。

人は素敵な言葉で動かされるのではなく誰が言うかによって、動かされる

 

笑顔で、優しく「〇〇しようね。」とだけ伝えてくる大人に、子どもは強い安心感を感じ、次第に心を開いていきます。 日頃から「あれはダメ。」「これをやりなさい。」と、がみがみ言われている子なら、尚更、心を開きやすいです。

 

「この大人は、他の大人とは違う。大丈夫。」そう思わせたら勝ちなのです。

理由3:優しい人、優しい言葉に対して「嫌だ。」とは言いづらい。

あなたに、普段から優しくしてくれるご近所さんがいるとしましょう。その人が、

ちょっと、荷物を運ぶのを手伝ってくれませんか。

と言ってきたらどうでしょうか。余程の緊急事態でも無い限り、「嫌だ。」とは言わないでしょう。

 

反対に、あなたに日頃からがみがみとうるさいご近所さんがいるとします。
普段はとてもうるさいのですが、今、どうしても困っているようで、いつもとは違う弱弱しい口調で、荷物を運ぶのをお願いしてきたらどうでしょうか。

理由を付けて断る選択をするかもしれませんが、 多くの場合は、仕方ない、手伝うか。となるはずです。

 

優しい言葉には絶大な力があるんです。日頃から優しい人になっていれば、その効果はさらに高まります。

 

では、具体的にどのように優しい言葉にするのかというと、

”やってほしくないことの反対の言葉を使う。”

 

これです。 「走らない!」ではなく、「歩こうね。」というのです。

やってほしくないことの反対

「少しスピードアップで食べようね。」
「人に優しくなろうね。」
「褒め言葉を使おうね。」

やってほしくないこと

「だらだら食べないで!」
「人に手を出すな!」
「悪口はいうな!」

 

 

 

こんな感じです。

こうやってみると、禁止語を使うときの心理というのは、どちらかというと大人の都合で怒りの感情をぶつけている場合がほとんどです。

 

将来、この子が困らないように……。

そういった思いで溢れて、言葉をかける場合に出てくる言葉は、禁止語や命令語ではないものです。

 

そうはいっても

「そんな優しくしてたら子どもがつけあがってしまうのでは?」
「もう、禁止語を使いすぎているから手遅れでかも……」

 

と思う方もいると思います。

 

結論、心配ありません。

何故なら、保育園や小学校の現場で、多くの子が、この言葉がけを続けたことで、改善されていったからです。

お子さんによりけりになりますが、すぐに効果が出る場合もあれば、長期的に使い続け、信頼関係が強く結ばれ改善されていったこともありました。

 

 

 

 

また、必要に応じて、

「あれダメ、これダメ言いすぎてたよね。ごめんね。今日から変わるからね。一緒に頑張ってくれる?」

と本音でお子さんと話をしてみるのも大切です。

 

「〇〇しようってあなたに言ったけれど、それをしなかったのは、何か理由があったのかな?」

と怒る雰囲気を出さずに、その子の感情をたっぷり聞いて信頼を築く、なんて方法もあります。

「〇〇しようね!」と笑顔で言うだけで、お子さんの行動は改善されていくのです。

2.罰は与えない方がいいです。

見出しの通りです。罰は与えてはいけません
理由を3つ伝えます。

理由1:罰があるかないかで行動を選択する子に育つ。

 

罰を与えると、道徳的な理由等は関係なく、罰を受けたくないからという理由で、行動を選択するような子に育っていってしまいます。そういう子は、罰がなくなれば、その行動をやってしまいます。

 

「ゲームはやってはいけません。やったら、遊びに行くの禁止だよ!」

と言われた子は、将来、親元から離れた時に、高確率で、ゲームに手をだし爆発でもするかの如く、ゲームにはまっていきます。

理由2:人に罰を与える子に育つ。

 

罰という制限の中で育った子は、事あるごとに、人に罰を与えようとします。

「よく、ママに叩かれます」と言うような子は、 小学生同士の学級会等の場で、

「ルールを破るような人には罰を与えましょう!」という提案してきます。

議題:廊下を走らないようにするにはどうするか。⇒罰を与える。

こんな意見をよく出してきます。

そういった解決方法しか考えられないというのは、とても残念なことですし、何より、大人になった時に、組織を動かす立場をもらえなくなります。罰を与えるような上司は、パワハラに当たりますからね。

理由3:自己肯定感が一気に下がります。

罰を受けたことは、大人になっても鮮明に覚えているものです。

その記憶が「自分がダメなやつだ。」という刷り込みになります。
そしてどんどんと自己肯定感が下がっていくのです。自己肯定感は高い方がいいというページも過去に書いているので、読んでみてください。

 

とはいえ、罰にもメリットはあります。

 

それは、

交わした約束を守らせる力は絶大

ということです。 それだけ絶大な効果をもっているわけですから、代償も大きいのです。

 

 

どうしても罰を使わなくてはいけないときは、

 

お子さんの将来まで責任もつという強い覚悟をもってから罰を与える

ようにしてください。

 

罰は良くないのは分かったけど、ダメなことをしたらダメなんだということを分かってもらいたいという方は、前回のページをご覧ください。子どもには損をさせることが大切です。

最後に復習です。

今回は、子どもの行動を促す言葉を紹介しました。

  1. 「〇〇しよう!」を笑顔で言うようにしましょう。
    やってほしくないことの反対の言葉を使うように意識をすると上手くいきます。
  2. 罰は与えない方が良いです。
    罰というのは、罰が有るか無いかで物事を判断し、人にも罰を与えるようになり、自己肯定感を強く低下させる行為です

最後までお読み下さりありがとうございました。このページが少しでも皆様のお役に立てますように。

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