聴くだけで子どもの考える力が爆発的に伸びます!【きき力を磨くまとめ】P.24

コーチング
こんなお悩みをお持ちの方へ

とにかく優柔不断でものごとを決められないでいる。

我が子は、ものごとをよく考えて決められない。

✓このページから学べること

子どもからの話を聴くだけで、子どもの考える力を爆発的に伸ばすことができる
登校渋り等の問題に対する聴き方が分かる。

この方法で子どもの話を聴くだけで、子どもの力が伸びます。

具体的な聴き方。”こあ流”5step

結論からです。この5stepで話を聴くと間違いがありません。

①感情認知・提案
②目的の明確化
③思考・選択
④想定・決定
⑤勇気づけ

 

①感情把握・提案

子どもが相談をしてきたときには、まず、黙る+おうむ返しを使って、子どもの感情を引き出します。その感情をお互いに認知した後、話し合うことを提案します。

「悲しいきもちなんだね。どうしたらいいか、一緒に考えない?」
「とってもつらかったんだね。一緒に作戦会議しようか。

②目的の明確化

話し合いは、どこに着地すればゴールなのかをしっかりと考える必要があります。ゴールが無いと、高校生の恋愛話のように、堂々巡りをしてしまいますので。

「どうなったら一番いいかな?」
「本当はどうしたい?」

③思考・選択

②で明確化した目的に近づけるように、問題を解決するアイデアを子どもにとにかく考えさせます。アイデアを出しきった後、どれがいいか子どもに選ばせます

「そうだね。それもあるね。他にはあるかな。」
「たくさん思いついたね。どれが一番良さそうな方法かな?」

④想定・決定

③で選択したアイデアによって、どのようなことが起きるのかを想定し、現段階で最善の策であることを確認し、決定する。

「これを試したらどうなるかな?」
「この方法が一番よさそうかな?」

⑤勇気づけ

自分で考えられたことを承認し、見守っていることを伝える。

「自分で考えられたね。どうなったのかまた教えてね。話してくれてありがとう。」

 

 

以上5つの手順を使って会話をしていきます。③と④については繰り返すこともあります。

実際のやりとり

会話形式で見てみましょう。勉強が嫌で学校に行くのを渋っている子を想定しています。

 

子「学校に行きたくない。」

親「(黙る)学校に行きたくないんだね。

子「うん。授業楽しくないから。」

親「そうなの。授業がつまらないんだね。

子「つまらなくて勉強が難しいから、学校行かない。」

親「勉強が難しいのは嫌だよね。どうしたらいいか、一緒に作戦会議しようか。」①

子「作戦会議?もう学校に行かなければいいよ。」

親「学校が嫌いになったの?」

子「……そうじゃない。学校は嫌いじゃない。」

親「そうなんだ。本当はどうしたいの?」②

子「授業がなければ、友達と遊ぶのは楽しいし、先生にも会いたいから学校に行きた

い。」

親「そう、どうしたら学校に行けるかな。」③

子「授業を受けない。」

親「そうだね。その方法もあるね。他に何かある?」③

子「うーん。授業が無くなればいい。」

親「そうだね。そうなると助かるね。他には?」③

子「えー……。勉強がもっとできるようになれば、授業が楽しくなるかもしれない。私、算数が苦手だから、つらいんだよね。」

親「そうだったの。他にはどんなことができるかな。」③

子「先生に、授業を分かりやすくしてほしいって頼んでみる。」

親「そうだね。そうなると助かるよね。他には?

子「もう思いつかない。」

親「たくさん考えられたね。どれをやってみる?」③

子「うーん。授業を受けないように保健室に行く。」

親「授業を受けないようにするとどうなるかな。」④

子「友達とだけ遊べるし、先生にも会える。」

親「他にはどうかな?困ることは無い?」

子「勉強が全然わからなくなっちゃう。」

親「勉強が分からないのは困ることなんだね。」

子「うん。」

親「じゃあ、どうしようか。」③

子「そうしたら、自分で算数の勉強を頑張って、授業を受けてみる。」

親「そうするとどうなるかな。」④

子「苦手な算数が出来るようになれば、授業も楽しく受けられるかもしれない。」

親「困ることは無いかな。」

子「それでも分からない時があるかもしれない。」

親「そういうときはどうしようか。」

子「先生に聞いたり、お家でママやパパに教えてもらいたい。」

親「分かった。それでできそうかな?」

子「うん、やってみる。」

親「それじゃ、私も応援してるからね。自分で考えられたね。話してくれてありがとう。どうだったか、また話してね。」⑤

子「うんわかった。」

 

 

 

このようにこあ5stepを使っていくことで、親が「ああしなさい。」「こうしなさい」と言わずとも子どもだけで問題を解決することが出来るのです。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、親の話している内容はほとんど変わりません。とにかく子どもが脳を使っている証拠になります。

注意点1つ

この聴き方をしていると、頭の中で言いたいことで支配されます。

言いたいことが出ても、極力言わないこと、そういった態度を見せないことが大切になります。

 

親が、「いやそれは……。」と言葉で発したり、表情に表れたりすると、子どもは敏感に察します。

「このアイデアはダメなのかな。」と思考するようになり、どのアイデアなら許されそうか探るようになります。それだと結局、子どもの問題は、親中心となっていて、否定されないアイデアを出すことが目的となり、問題を解決するという本質から離れていくのです。

 

そうならないようにするために

①話し合いを提案しても、話し合いをしたくなさそうであれば、時間を置く。

②解決策を子どもが考えているときに、一律に同じ反応を見せる。「そのアイデアはいいね。」なんて言わない。親の価値観に基づいて行動する子になります。

③まったくアイデアが出ないという状況であったり、子どもから親の意見を求めたりしていない限り、親のアイデアは出さない。例え、親の考えが最高の考えであっても、子どもには伝えません。失敗を繰り返したときに教えるくらい、待つ必要があります。

最後に復習です。

今回は、優柔不断な子や、ものごとをよく考えられない子に対する、最高のサポート方法を紹介しました。

 

①感情認知・提案→②目的の明確化→③思考・選択④想定・決定・⑤勇気づけ

という手順を覚えましょう。流れが5段階と大変多く、意識は難しいかもしれないので、どうしてもの時は、①~③だけを行うなど、部分的に試してみるのもいいです。

②「言いたい!」と思っても、口に出さないと今日から約束しましょう。

子どもと話をしていると、こちらから何を言い出したくなる場面が出てきますが、それをこらえて、子ども自身に問題解決をさせるようにしましょう。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。このページが少しでも皆様のお役に立てますように。

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