子どもが言うことを聞かない・自信が無い【3つの性を使いましょう】P.27

コーチング
こんなお悩みをお持ちの方へ

言うことを聞かない

先生orパパorママの言うことしか聞かない

家でつまらなそうに過ごしている

✓このページから学べること

上記の原因が分かる。

3つの性について知り、活用できるようになる。

 

今回紹介するのは、保育園・小学校で、よいクラスになる先生は使っている内容です。

3つの性について

3つの性とは、母性・父性・子性のことを表します

母性は、優しさ。子どもが心を安定させ、自己肯定感(自信)を高めるために必要。
父性は、厳しさ。子どもがする際に必要。
子性は、純粋さ。子どもの興味関心等を高めるために必要。

この3つの性は、どの人にも必ず備わっています。男性にも母性は存在しますし、子どもにも、父性や母性が備わっています。保育園でとても小さなお子さんでも、周りをよくみて、お世話をしようとする母性に溢れた子をたくさん見てきました。

 

母性があふれる男性で言えば、教育評論家の尾木ママで有名な、尾木直樹先生があげられますね。

何故、3つの性が必要なのか

子どもの精神的自立には、父性と母性が欠かせません。

何故なら、子どもは幼少期に母性溢れる愛情に包まれることで、自己肯定感と万能感をもつようになります。

「泣くだけで、身の回りの人がお世話してくれる。自分ってすげー!」と思うようになるのです。
これが自己肯定感万能感です。自己肯定感が必要な理由については、次のページをご覧ください。

 

しかし、万能感をいつまでももっているのは、あまりよくありません。
「泣けば何でも周りがなんとかしてくれる。」という認識は、結果として、自分では何もできない、人に依存した子に育つからです。母性だけでいくと、何とも傲慢な子に育っていくのです。

 

この万能感を無くしていくのが父性の役割です。子どもが自分の身の回りのことをできるようになる時期を見定めて、適切なサポート(コーチング)を行っていくのです。

母性が許す場面でも父性は許しません。”できるまで、しっかりとやらせる”この厳しさが大切なのです。「もう周りに頼らなくても自分出来る。さあ、やるんだ。」という厳しさです。

 

”厳しい”の意味を履き違える方がたまにいらっしゃるので、ここで確認をします。

 

 

みなさんにとって、”厳しさ”とはなんですか?

 

 

「強い声で叱ること。」

「怖い印象を与えること。」

「罰を与えること。」

 

これらは、全て間違っています。厳しさではなく、脅迫や体罰に近いものとなります。

厳しさに恐怖痛みなどは必要ありません。私にとって、厳しさというのは、

”譲らないしつこさ”

だと考えています。できなければ、何度でもやり直す。その際に、怒りの感情や表現はいりません。笑顔で何度でも何度でもやり直させるのです。

そうすることで、子どもは、自分自身で”できた”という経験を積むことができ、自分自身の力で、様々な課題に向かって立ちむかう力を得るのです。

 

ところで、子性はなぜ必要なのでしょうか。こちらは、大人が無邪気になって、何か物事に取り組む姿勢を子どもに見せることで、子どもへ興味関心を引き立てます。

父親と同じ職業に就きたがる子の多くの理由が、”仕事を楽しそうに取り組んでいる父の背中を見ていたから”ということをよく聞きます
親の趣味を子どもが真似をしたがるのは、大人が子性を発揮して無邪気に取り組んでいる姿を見るからなのです。

ゲームが大好きな子は、身近にゲームが大好きな大人がいたからかもしれませんね。

注意点が1つあります。子性が、父性や母性を上回らないようにしましょう。夫婦揃って子性が強いと、子どもとお友達のような親子になります。

少年院に入るお子さんの9割は父親と友達のような関係であると研究結果もあると言われています。父性と母性を磨くようにしていきましょう。

 

3つの性の使い方。

人によって、母性・父性・子性の割合が異なるため、理想を言えば、父性に溢れた人が父性を使い、母性に溢れた人が母性を使うことを推奨します。

 

夫婦で、自分はどの性が得意分野かについて話し合い、役割を決められるとよいでしょう。

 

例えば、母性が強いお父さんなら、厳格な父親を演じる必要はありません。父性が無い人が父性を発揮しようとすると、自分にとって苦しいですし、何より子どもが言うことを聞きません。母性を十分に発揮して、子どもを温かく包んであげて下さい。

その場合、お母さんは、父性を十分に発揮します。お父さんなら許す行為でも、お母さんは許さないのです。

「よくないことはよくないとはっきりと教えるのはお母さんの役割ね。」
「慰めるのは、お父さんの役割ね。」
「英語に興味をもってほしいから、英語でたくさん話しかけるのは、2人の役割にしよう。」

と夫婦で決めておくイメージです。

 

また、それぞれの性を使うタイミングも大切です。

3つの性を使うタイミング

 

0~1歳半くらいまでの子に対しては、夫婦で母性を発揮して、お子さんを育てて下さい。この時期の子に父性で関わってしまうと、自己肯定感を失い、愛情不足の子になります。

1歳半以降は、お子さんもできることが増えていきます。書籍やネット等で、お子さんだけでどんなことができるのかを調べながら、父性を発揮する場面を想定しておくとよいです。

幼稚園等に入園する3歳以降は、父性の出番が限りなく多くなります。小学校に入学するくらいまでに、大抵のことは”自分でできる経験”をさせましょう。

小学校では、全部自分一人で学校生活を行うようになります。(もちろん必要に応じて、先生方も助けて下さります。)その際に、「自分は何もできない。」という思いをさせないように、父性によるサポートをしていってください。

 

一概に全ての子に父性を発揮することが正しいことでもありません。中には、発達が遅れるお子さんというのもいらっしゃいます。そんな子に対し、父性のみで関わってしまうと、心が安定せず、愛情不足等に陥ることもあります。自己肯定感がどんどんと下がっていくのです。どの子でも、母性はいつまでも必要になります。

 

とはいえ、母子家庭や父子家庭、単身赴任で夫や妻が、家庭内にいない等の状況もあるかと思います。その場合は、親戚等にも力を貸していただけることが望ましいですが、1人で3役を担うことも可能です。

 

その際におすすめなのが、自分のスイッチを決めるということです。

 

例えば、お母さんであれば、
父性のスイッチをいれるときは、髪を1つに縛る。
子性のスイッチをいれるときは、いつもと反対の腕に時計を着けるなどです。と

にかく、自分のスイッチを自覚できるように、自分を変えるといいです。

 

保育・学校現場でも、この母性・父性・子性の役割を振り分けて、チームで指導しています。「〇〇先生が厳しくいう先生。」「□□先生は、困った子にどうしたの?と声をかける先生。」「△△先生は、子どもをたくさん笑わせる先生。」このようにチームで指導をすることで、子どもの心は安定して、自立していきます。

最後に復習です。

 

今回は子育てに必要な3つの性について紹介をしました。

 

①母性・父性・子性が備わっているということ。

☞自分の性はどの割合になっているか分析をしておきましょう。

②父性で、子どもを自律させ、母性で心を安定させ、子性で興味関心を引く。

☞使い分けをすることで、子どもがどんどん自立していきます。

③それぞれの使い方について

☞夫婦で役割を分けることを推奨しますが、難しければ、自分一人でも意識しましょう。また、使うタイミングも考えて使いわけましょう。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。このページが少しでも皆様のお役に立てますように。

お読みいただいて「他の人にも紹介したい。」という方は、是非、シェアやコメントをして頂けると嬉しいです。ご意見・ご質問等もお待ちしております。

 

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