子どもと過ごすなら、子どもが賢く心豊かになるような過ごし方・関わり方を知りたい

子育てに関する書籍に共通して書かれていた誰でも簡単ですぐにできる実践方法を紹介します。それもたった1つです!
どの園・どの学校でも重要視され、実践されています。私も実践しました。
教育評論家の尾木ママでおなじみの尾木直樹先生も力を入れていたそうです。
赤ちゃんから小学生までずっと使える!子どもとの過ごし方

子どもを賢く、心豊かにする過ごし方は、ズバリ絵本です。
大きく分けて3つのことを学ぶことが出来ます。
- 絵本を読むことで登場人物の様々な心情に触れ、心を学ぶことができます。
- 読み手であるお父さん・お母さんの声にある感動や楽しさ、面白さ、悲しさ、嬉しさの表現から、たくさんのことを学びます。
- 絵本の世界をたっぷりと味わうことで、多様な価値観も学びます。
豊かな心をもつ子は、優しさに溢れます。
表現力のある子は、感情を豊かに表現して、楽しい日々を共に過ごすことができます。
多様な価値観をもっている子は、1つのことに縛られず、物事を広く見るようにもなります。こだわりが強くなりすぎず、柔軟な思考ができるようになるのです。
1年生の最初は、ひらがなの読み方、書き方から始まりますが、小学校に入学してから覚え始めるのは、子どもも親も先生もかなり酷です。算数においても、問題文はひらがなですので、読めない子は、全く問題が解けない状況になります。
ぜひ、赤ちゃんの時から、感情を込めて絵本の読み聞かせをしていきましょう。始めは、反応が無く、読んでいてつらくなってしまうかもしれませんが、すぐに成果は表れます。
こあ家では、毎日2冊以上、しかけ絵本を読むことを心がけ、生後2か月で、絵本のページを目で追うようになりました。3か月目には、特定の絵を見て笑うようにもなりました。
入学時にひらがなや数字を全く覚えていなかった1年生は、夏休み明けでも、国語の最初のページの音読すら困難です。毎日の音読の宿題は、ご家庭に協力をしてもらい、一緒に読んでいます。そしてほぼ毎日、休み時間でも国語と算数を教えても、20~30字程度しか覚えていません。授業でも、教科書が読めないからついていけなくて、申し訳ない気持ちになりました。
私の力不足もありますが、それほど、ひらがなの習得には時間がかかるということなのでしょう。他クラスでも同じように苦労されている先生と親子がいました。
年齢別、絵本の読み方
2歳未満:とにかく感情を込めて読む
前述しましたが、とにかく感情を込めて読みましょう。この段階からすでに、親の感情を敏感に感じる力があります。棒読みをすると、「何だか楽しくなさそう。」と子どもは分かるものです。段々と反応が出てくることを楽しみながら、読み聞かせを続けましょう。
2歳以上:少しずつ子どもに本を選ばせる
少しずつ、絵本の好みが出てくる時期です。親が本を選ぶのを少しずつやめ、「今日はどのお話にする?」と選ばせていきましょう。
4歳以上:寝る前に読み聞かせをする
全身で、絵本の世界を楽しめるようになり、想像力が育つ時期です。ごっこ遊びなども積極的にし始める頃でしょう。寝る前に絵本の読み聞かせをするのが特に良いです。親の声を聞きながら、自分の世界を広げ、眠りに落ちていく。非常に心地よいものですから、寝る時間が楽しみにもなります。読む冊数を決めておくと、「もっと読んでほしい。」という興奮状態を避けることができます。
5歳以上:多様な本と辞書を用意する
自分で読みたいという意欲が出てきます。子どもの興味関心に合うように、多様な絵本を用意しておくとよいです。大人から見て簡単すぎるような本でも、子どもにとっては、ちょうどよかったりします。同時に辞書を引くことを教えると、なお、親の力を借りなくても、分からない言葉を自ら調べる癖がつきます。
7歳以上:絵本の卒業(自然に)
小さいうちから、読む習慣がついた子は、この段階で絵本を卒業します(強制ではありません。絵本を読みたければ読んでいいです。)中には、文庫本を読み始める子もいるほどです。また、学研から出版されている「10歳までに読みたい世界(日本)名作シリーズ」は、大変おすすめです。

あくまで、参考程度に留めて下さいね。お子さんによって成長速度はバラバラですから、この通りにいかなくても焦らないことが大切です。
とはいえ、読み聞かせがめんどくさいと思う方へ
両手はふさがるし、時間もかかるし、読み聞かせが面倒だなと思ってしまう日も中にはあろうかと思います。

そんなときは、絵の流し読みもおすすめです。
文字は読まずに、絵だけを見せるのです。
絵だけを、とにかくたくさん見せるだけという方法、是非やってみてください。
それから夫婦で力を合わせて、絵本を共作したり、絵本の続きを考えて読んだりするのも非常に楽しいです。絵本を作る過程がとても楽しいですし、自分の作った絵本を子どもが進んで読んでくれると嬉しい気持ちになります。親が考えた続き話の方が、子どもの食いつきが違い、「もっと続きつくって!」なんて言ってきます。そういった親の創意工夫をする姿から、子どもも自分で考えて創意工夫するようになるものです。
最後に復習です
今回は、子どもを賢く、心豊かにする過ごし方について紹介しました。
- 絵本から始めましょう。
読み聞かせが子どもの心を育て、知識もつけます。 - 年齢ごとに読み方を変えていきましょう。
いつまでも同じ読み方をすればよいというわけではありません。子ども自身が読む習慣を身につけたら、親は徐々にフェードアウトしましょう。 - 読み聞かせが面倒だと感じる場合は、絵を見せるだけでもOK
絵だけでも十分に子どもは楽しむことができます。また、親が創作活動をしてみると、案外楽しいものです。
最後までお読み下さりありがとうございました。このページが少しでも皆様のお役に立てますように。

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