感情的に子育てをしてしまう方へ【アドラー心理学でスッキリ解決】P.37

アドラー心理学
こんなお悩みをお持ちの方へ
つい、カッとなってしまう。
感情的に子育てをしたくないのに、子どもにぶつかってしまう。

今回はこのような悩みをアドラー心理学に基づいて解決していきます。

 

✓このページから学べること

 

・感情に支配されることから抜け出せるようになる。

 

子育てという環境は、非常に閉鎖的で、自分の頑張りがなかなか認めてもらえない気持ちにもなるんですよね。どうしても色々な感情が溢れてきてしまいます。修行のようです。

私自身、まだまだ感情的になってしまうことが多いです。けれど、間違いなく過去の自分よりも感情的に行動することが減ってきました。

是非、ご一読下さい。

 

アドラー心理学よりも、より実践的で、すぐに実用しやすいアンガーマネジメントもおすすめです。

 

 

 

感情から支配されないようにする方法

私はこの感情を使って何をしたいのだろう。どこへ目指すのだろう。

 

このように常に自分と対話することです。

感情に支配されてしまうのは、自分との対話を破棄しているからなのです。

 

 

いきなり抽象的で、難しい表現なので、具体的な対話方法を提示すると、

このことで叱るのは果たしていいことなのかな?
悲しいことがあったから、落ち込んでいる様子を見せ続けていいかな?

 

このように自分の中で問い続け、自分がこの感情を使って何を目的にして行動しようとしているか、明確にする。

そうすることで、「この感情を使うのは間違っている。」と自分で思い直し、感情から支配されなくなるのです。

 

 

もっと具体的に、

お子さんがティッシュを箱から全て取り出してしまったとします。

このときに、

「そんなことしちゃダメ!」という怒りの感情が芽生えたとしましょう。そして

ダメ!!やめなさい!!

と声を荒げました。

 

このとき、怒りの感情を使って、何をしたかったと思いますか?

 

多くの場合、腹が立ったから、この怒りを鎮めるために叱ろう。

という目的で声を荒げる人が多いかと思います。

私は、怒りを鎮めようとしているんだ。怒りを鎮めたいんだ。

と思うことができれば、本当に声を荒げることが良いことなのか自問自答することができます。

一旦身を引いて、心が落ち着いてから止めよう。

と冷静に物事が判断できるでしょう。

他にも

 

・せっかく買ったばかりなのに、ティッシュがもったいないからやめてほしい!
・ごみが増えて、家が散らかるからやめてほしい!

こういった目的も考えられますね。

この目的を達成するために、怒りの感情を使い、声を荒げることが本当に適切か自問自答します。
そうすることで、「それは違うかな。」「怒りの感情をぶつけるまでにはいかないかな?」と思い直し、子どもにやめてもらうための別の手段を考えることでしょう。

 

つまり、自分の中で感情が芽生えたら、

「何をしたいのか?」「どこを目指すのか?」

と問うことで、冷静になれます。そして感情に支配されず、自分が感情を支配する立場になることができるのです。

 

 

では、具体的な訓練の方法を次に紹介します。

感情で行動しなくなる長期的改善策

自分の行動の理由を分解しないようにしましょう。

人には、「理性・感情・無意識」の心があると言われています。

私たちはつい、

「理性よりも感情が爆発したせいだ。」
「そんなことはしたくなかったのに、無意識で動いてしまった。」

と考えてしまいませんか?

 

アドラーはこのような考え方を否定します。理性も感情も無意識も全て繋がっていると考えているのです。感情や無意識という要素を使うことで、自分を納得させ、上手に言い訳をしているのだというのです。

 

言い訳をしている自分。
感情に支配されていることに悩む自分。

この見方を変えて、

自分は、感情も無意識も理性も全て使って、自分の中に存在している目的に向かって行動している。このような見方をずっともつことを訓練することで、感情で行動をすることが減っていきます。

ですから、自分の行動の理由を「感情のせいだ。」「無意識のせいだ。」と分解せずに「目的はなんだろう。」と考えつづけることが大切になるのです。

 

そもそも感情的になってはいけないのか。

私の考えですが、感情的になるのもアリだと思っています。

世の中の大抵の人は、感情に従って生きています。そんな中で、感情を表に出さずに過ごしていたら、ちょっと気味が悪いですよね。感情表現が豊かな人の方が好かれるような感じもします。

 

子どもは、何を考えているのかがよく分からない大人よりも、感情をたくさん表現してくれる大人を好きになるものです。大人の本気の怒りに、胸を打たれ改心する子もいます。

・父に思いっきりぶたれてから、このままじゃいけないなと思った。
・あのとき先生が本気で怒ってくれたから、変わろうと思った。

上記のように、あなた自身の強い感情が、子どもを良い方向に導くこともあるんです。

 

感情をどうしても抑えられないときは、感情に身を任せて行動した後に、
「あの行動で本当に良かったかな。」と内省すればいいのです

あの言い方で問題なかった。

と自分で思えたら、それはそれでいいんです。ちょっと違ったかなと思ったら、素直に「頭にきて言い過ぎた。ごめんなさい。」と子どもへ謝ったり、次回から行動を変えようとしたりすればいいのです。

必ずしも、感情的にならないことが正解ではないと思っています。感情的に行動した自分を責めすぎないようにすることで、前向きに子育てができますよ。

 

最後に復習です。

 

今回は、感情的に子育てをしなくなる方法について、アドラー心理学に基づいて紹介をしました。

①自分は、感情を使ってどんな目的を達成しようとしているのかを考える。
②感情・無意識にせいにするといった、心の分解をせずに考える。
③完璧に感情をコントロールできなくていい。感情的な子育ても悪いことだらけではない。

最後までお読み下さりありがとうございました。このページが少しでも皆様のお役に立てますように。

お読みいただいて「他の人にも紹介したい。」という方は、是非、シェアやコメントをして頂けると嬉しいです。ご意見・ご質問等もお待ちしております。
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