子供からどうして生きなくちゃいけないの?と聞かれたら【人生の目的】P.38

アドラー心理学
こんなお悩みをお持ちの方へ
人生の目的が見いだせない。
どうして生きているのか子どもに説明できない。

今回は、このような悩みをアドラー心理学に基づいて解消していきます。

私自身、人生の目的について考え始めたのは、アドラー心理学に出会ってからです。ですから、日常生活で上記のような悩みをもった皆さんが本当にすごいなと思います。

 

私なんて、それまで全くと言っていいほど、人生について考えたことがなかったです!

・何がしたいわけでもなく、だらだらとテレビやスマホを眺める。
・自分に関係の無い、芸能人の不倫騒動等に関心をむける。
・職場の今の日本の不満をただただ漏らす。自分では何もしない。

そんな人間です。

 

そんな人間でも、人生の目的について考えたことで、このように子育てと仕事を両立させながら、こあのーとを書くようになりました。

 

私の話による前置きが長くて申し訳ありません。では早速、本題へ入っていきます。

人生の動かせない事実

私たちは地球上で生きている人類の一員である。

 

いきなりスケールが大きいですが、当たり前といえば当たり前ですね。
アドラーは、この動かせない事実から、自身の考えを広げ深めていきました。

 

まずは、このことを明確に意識し、自分自身と人類の幸福のために行動をしなくてはならないと主張しています。

 

人類の幸福··········。

 

これまたスケールが大きいですね。初めの頃は、

人類の幸福なんて、スケールが大きすぎて、

そんなふうに物事を考えられません!

と思っていました。正直、今でもスケールの大きさに恐れ多さを感じてしまうこともあります。

しかし、少しずつ少しずつ、私でもスケールを広げていくことはできたのです。詳しくは後述します。

動かすことのできない事実として、私たちは地球上で生きている人類の一員で、自分と人類の幸福のために行動をしなくてはならない。それが私たちの使命です。

なんだか宗教臭さをぬぐえないでいますが、神の教え等ではありませんので、最初の内は「ふーん、スケールが大きい話だな。」「自分や家族の幸福のためだけで精一杯だなあ。」と思っても大丈夫です。

 

自分自身と人類の幸福のためにできること

アドラーは人生の課題は3つだと断言しました。

突然ですが、みなさんにとって人生ってどうですか?

私は、とにかく複雑だなあと思っていました。もっと気楽に生きることができたらいいのに。悩みが多い。未来のことを考えれば考えるだけ、複雑さは増し、未来に目を向けることに疲れていました。
・日本の政治……。このまま日本にいていいのか。
・年金制度……。自分が対象の年齢の時に本当にもらえるのか。
・子育て……。どうしたらのとくん(息子)が幸せになるか。受験させた方が良いのか。
・貯金……。どれくらい貯めておけばいいのか。
・投資……。
・保険……。
・持ち家か賃貸か……。
・首都直下…千葉にいていいのか……。
・教育の未来……。

とにかく悩みは尽きません!

複雑すぎます!(よね?)

 

 

しかし、アドラーは、人生は実にシンプルであり、自分自身と人類の幸福ために達成すべき課題は、3つしかないと断言したのです。これを”ライフタスク(人生の課題)”と呼びます。

課題1:仕事のタスク

人類の一員であり続けるために、厳しい自然の中で人類が存続するための仕事をどのようにして見つけるかという課題です。

(コミックでわかるアドラー心理学P.132より)

つまり、

仕事を分担し、協力をしあいましょう。そうすることで、一人一人の多様な資質が発揮され、私たちの社会を発展させていけます。社会の発展のために、自分の力を発揮できる仕事は何があるかを見つけましょう。

ということです。

主に、仕事という課題の達成のために”協力”にフォーカスをした課題です。

課題2:交友のタスク

仲間の中で、自分の居場所をどのようにして見つけるかという課題です。

人類の一員として生きていくためには、常に他者と結びついていなければなりません。そのためには、他者に対して関心を持ち、他者の存在を考慮することが必要です。この結びつきが発展すると「友情」という感覚になります。

(コミックでわかるアドラー心理学P.133より)

つまり、

自分の仲間へ関心を示して、仲間のことを意識しましょう。

ということです。自分勝手に、やりたいことをどんどん行い、他者に迷惑をかけてはいけないということです。迷惑をかけずに、他者と繋がっていこうと、相互的に思うことで「友情」へとシフトしていきます。

仕事のタスクは、仕事という1点に縛られた、半ば”強制的な対人関係”です。交友のタスクよりも仕事のタスクの方がかなり浅い対人関係なので楽なのです。

仕事という場から離れれば、その対人関係から離れることができ、赤の他人に簡単に戻ることができます。

交友の関係は、仕事があろうかなかろうが存在する対人関係です。

 

そのため、他者との”良い関係を築く”ことにフォーカスされた課題です。

課題3:愛のタスク

子孫を残すことで、人類の継続に寄与するという課題です。

人類には男と女の2つの性があるということ、その性の役割を成就することで人類の継続に寄与できるということです。そこには一対一の愛の課題が課されています。

(コミックでわかるアドラー心理学P.133より)

つまり、異性と一対一の愛を育み、子孫を残しましょうということです。

 

 

人類のために子どもを生めなんて、なかなかの暴論ですよね。

 

 

この愛のタスクは、私自身、まだまだ達成の出来ていないところです。

しかし、アドラーの主張は理解することが出来ました。

”人類のために子どもを生み、自分の子を人類の将来のために育てていく”すべての人が心からそういった思いをもって子育て等をしていければ、悪い世の中にはならなそうだと思えたからです。

 

また、そういう思いをもつようになっていけば、他者に強い関心を示すことのできる人になれると思うこともできました。

とはいえ、まだまだかなりの綺麗ごとに感じてしまっています。アドラーの領域まで思考レベルを上げて、実行していけるように努力中です。時々、本当にこの考えはあっているのかと振り返りながら……。

 

また、愛のタスクには、家族の関係も含まれています。恋人や家族、親子の関係については、また違っているということを詳しく書かれた本があります。興味がある方はご一読してみてください。

 

3つのライフタスクの共通点

それは、他者へ関心を向けているということです。

まず私が、どのように自分中心というスケールから、人類レベルまでにスケールを広げることが出来たかについて書かせていただきます。

最初に、とにかく仕事のタスクの達成に力を注ぎました。

そもそも私という人間は、

・職場に対して不満ばかり
・職員全員を敵視していた。
・人とのかかわりが生まれないように、歩く道を試行錯誤した
・職員を避けるように毎日過ごしていた
・前から人が来れば、道を変えて、遠回りして接触を避けた。

 

ここを変えることから始めました。

・誰も気付いていないところで、誰かの役に立てるように毎日行動をした。
・人が前から歩いてきたら、避けずに「お疲れ様です。」と声をかけることから始めた。

例えば、印刷室の紙類を整理整頓したり、たまっているゴミを朝一にまとめて捨てておいたり、職員のコップを洗って片づけたりしています。

 

家では、絶対に職場不満や愚痴は言わないようにし、どんな理不尽があっても、文句を頭の中で言わないと決意しました。この決意を忘れないように紙とスマホの壁紙に記入し、いつでも目を通すようにしています。

そして毎日寝る前に、愚痴等を言わなかったどうか、10分程度ストレッチをしながら振り返っています。

そこから徐々に徐々に、自分の関心のスケールが広がってきました。

家族の幸せだけを考える私でしたが、職員の幸せのための行動をとるようになりました。

今では自分と同じ悩みを持っている人や困っている人の手助けになればいいなと思い、”こあのーと”を始めることができました。

 

サイトの維持費のために広告はいくつか貼らせてもらっていますが、読者のみなさんはとにかく無料で閲覧できることが最高だと感じています。

 

 

この3つのライフタスクの共通点は、人に関心を向けるということ。自分ができそうなところから、まずは関心を広げることで、世界が変わっていきますよ。

 

最後に復習です。

今回は、人生の目的が見いだせない子供に「なんで生きるの?」と聞かれたときに、1つの答えとなるようにアドラーの考えを紹介しました。

 

①自分は、人類の一員であることを自覚する。
②社会・友情・愛、3つのライフタスクの達成を目指して行動する。
③人に関心を向けて行動し、人類の幸福のために行動する。

 

 

次回以降、自己啓発系に力を注いでいきます。

子どもの幸せは、親が幸せであることから始まるからです。

まずは、大人の皆さんが幸せになる生き方を身につけ、それをみた子どもが真似をして、幸せにあふれる世界にしていきましょう!まだちょっと宗教臭いですね。

 

 

最後までお読み下さりありがとうございました。このページが少しでも皆様のお役に立てますように。

お読みいただいて「他の人にも紹介したい。」という方は、是非、シェアやコメントをして頂けると嬉しいです。ご意見・ご質問等もお待ちしております。

 

 

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