【簡単】3つのことを意識するだけで子どもが素直になる最高の叱り方P.8

こあいく
こんなお悩みをお持ちの方へ

子どもを叱れない

効果的な叱り方が知りたい

✓このページから学べること
子どもが素直になる叱り方がわかる

今回は、叱るときに必要な3つの心を紹介します。

前回のページで紹介をした素直になる叱り方が使えない場面では、今回紹介する3つの心を意識して叱るようにすると、り素直な子に育つことでしょう。 もし手法が知りたい方は、前回のページをご参照ください。

 

手法やハウツーといったものは、とても分かりやすく、今すぐにでも実践がしやすい素晴らしいツールです。

 

さらに、そういった手法やハウツーを使う上での心持ちやマインドをもつことで、掛け算のように効果を高めます。

 

ぜひ、叱るときの3つの心を知っていただき、お子様とよい関係でいられることを切に願います。

 

叱るときに必要な3つの心とは

 

 

1.短く叱る
2.日頃から「あなたを承認している。」ということを伝える。
3.感情をぶつけるためではなく、その子の今後を思って叱る。

順に解説していきますね。

 

ついつい長くなってしまうのがお説教というもの……

叱るときは、短く叱りましょう。

そもそも人は、長い話をずっと聞いていられません。一言一句集中して聞くことが出来るのは、せいぜい一分だと言われています。

 

叱られているという緊張状態が何分も続くと、大人でもかなり疲弊してしまいますね。体力の無い子どもなら、もっと疲れます。

疲れると、

早く終わらないかな
何が言いたいのかよく分からないや
やっと終わった!

という感情になり、どんなに熱く叱ったとしても、何も残りません。こういった経験を繰り返すことで、

 

叱られる=とにかく時間がかかるもの

このように叱られる前から思うようになります。
子どもの中に、こういった感情が芽生えると手遅れです。
大人からの説教を短く済ませられるように、聞いているフリを始めます。

 

みなさんは、「叱る!」と決めた際に、どんなことを考えていますか?

何から話すか
どのくらいの時間を使うか
この子がどんな反応をしたらゴールなのか
このタイミングで話してよいか

叱る前に、上記の内容を1つでも考えている場合は、頭が冷静にな証拠。とてもよいことだと思います。叱る前に、目的や目標を明確にしていければ、良い叱りを実施できることでしょう。

何も考えずに叱り始める方は黄色信号です。感情をぶつけるだけの”怒る”という行為になりかねませんのでご注意くださいね。

しかしながら、上記のようなことに追加、もしくは、これだけでいいから叱る前に思ってほしいことが先ほどにも申し上げたように

短く叱る。

ということです。長くても1分。これ以上は原則、超えてはいけません。

 

大人と違って、子どもは傾聴力がそこまで高くありません。小学校6年生くらいでも、指示は1つしか覚えてられないような子がたくさんいます。説教が長すぎると、

そんな長く言われなくても分かっている。

と反発を示すようになります。どんな小さな子でも、長くなれば、怒りの感情が芽生えるのです。

 

反発という態度は、全て攻撃的なものだけではありません。何も言わなくなったり、体調不良等を訴える行為なども、その子なりの反発です。「我が子は攻撃してこないから大丈夫。」なんて安心はできません。

お子様が攻撃的であったり、無口な傾向にあったりするのは、日頃から長く叱っていることが原因かもしれません。

本当に子どもの心に響かせたいのなら、一分以内で叱りましょう。

 

承認という土台があり、叱るという行為が発揮される。

子どものことを日ごろから承認をしていると、叱っても素直に聞いてもらえます。

 

承認というのは、その子の存在や、その子の努力、仮定、結果を認めるということ。

 

具体的には、絵を描いていたら「絵を描いているんだね!」と声をかける。

~したんだね。
~できたんだね。

と伝えることが承認です。

 

承認ができているかどうかのゴールとしては、「この大人は、私のことをよく見てくれているんだ。」と子どもに思ってもらえることです。

日頃から承認をしてくれる人からの言葉というのは、誰でも素直に受け入れられるというもの。
人は承認をされると信頼を寄せます。

 

普段から、全然見向きもしない先生や上司が急に、

ちゃんと勉強しなさい!

とあなたに言ってきたらどうでしょうか。

 

余計なお世話だよ。
普段、何も見てくれない人に何を急に言っているんだ。
自分の都合で、そんなことを言っているんだろう。

そんな感情になると思います。「何であんだに言われて勉強しなくちゃいけないんだよ!」と強い反発を示す場合もあるでしょう。

 

反対に、いつも自分を行いを承認してくれる信頼できる人が

日頃、運動をよく頑張ってる。でも勉強もしなさい!

と言ってきたらどうでしょうか。

この人が言うなら、しっかり勉強をしよう。

と素直に受け入れられる。もしくは、「~という理由を運動を続けていきたんです。どうですか?」と穏やかに納得のいくまで質問をすることも考えるでしょう。

 

承認という土台があって、初めて信頼という立派な建物ができあがります。
土台がしっかりし立派な建物が立っていれば、叱っても、その建物は崩れないのです。土台が不安定ならば、建物も歪になり、叱った瞬間、建物が崩壊します。

 

日頃から、子どもを承認し続けましょう。

 

 

その叱りは、誰のための叱りなのかを考える

「叱る」と「怒る」をよく混合している方を見かけます。

叱るというのは、自分自身の怒りのエネルギーを他者へぶつけることは一切、行いません。

反対に怒るというのは、怒りのエネルギーを相手にぶつけ、攻撃をして、自分の怒りを発散しようとする行為です。

「叱る」と「怒る」は、真逆な行為です。

 

ですので、誰のための叱りなのかをよく考えてから、叱る必要があります。

 

自分自身が楽になりたい

 

そういう気持ちで叱る方もよく見かけます。

掃除がめんどくさいから散らかさないでほしい。だから叱る。
早く食べないと片づけられない。だから叱る。

具体的には、上記のような気持ちです。これだと叱る際に、自分の怒りのエネルギーが入りやすく、上手くいかない場合がほとんどです。

 

私のために言ってくれているんだ!

と子どもが心から思うことが出来れば、反発や防衛、怒りの感情は生まれません。

どうせ私じゃなくて、自分のために言っているんでしょ。」

と思われた場合、素直に聞いてもらえないです。

そうはならないように、日頃から子どもへ悪い感情をぶつけないトレーニングが必要になります。

次にチェックリストを用意してみましたので、ぜひやってみてください。

 

 

誰のための叱りなのかを必ず考えてから叱りましょう。大抵は親の都合です。

 

あなたは大丈夫ですか?

 

以下のチェックシートは、こちらの書籍から引用したものを改変しています。
子育てだけでなく教育にも役に立つ本ですので、是非お読みになってみて下さい。

親から子供へのNG表現 チェックシート
いつもそう言う……2点 時々言う……1点 そんなことは言わない……0点
① 「何をぐずぐずしているの、早くしなさい。」
② 「 そんなことも知らなかったのか、バカだね。」
③ 「隣の子や周りの子と比べて、きみはダメだね。」
④ 長々と叱る。
⑤ 自分の怒りの感情でカッと叱る。
⑥ 「昨日連れてきた〇〇君、あまり良くないんじゃないの。」
⑦ 「何をワケの分からないことを言ってるの。」
⑧ 「だからあんたはダメなのよ。」
⑨ 「何度言ったら分かるのよ。」
⑩ ちょっと聞いただけで「それはやってもきっと無理だよ。」
20~11点……子どもが委縮したり、反発したりして伸びません。
10~3点……親も人間、時には判断を間違えますが、意識して改善を。
2~0点……子どもを伸ばせる感性と自己表現能力豊かな親です。

 

ついつい、発してしまう言葉や表現が中にはあるかと思います。そうならないように、日頃から思っていてほしいことが、

子どもは弱者である。

ということです。我々大人は、何故か子どもを対等な存在、横並びの関係だと思ってしまいます。

一般的に、大人の方が、言い返す力や腕力は子どもよりもあります。
それなのに、怒るときに限って、親の感情は子どもと横並びになってしまっています。


ふざけるな!!

と怒りを思いっきり子どもにぶつけてしまうときがあるのです。

 

しかし、今にも死にかけな動物が目の前にいるとして、その動物に対し、
「自分でえさを探して食え、邪魔だから早くどっかいけ」と言う大人はほとんどいないでしょう。

自分よりも弱いものに対しては、優しく、包容力があるのが人間です。大人でなくても、弱っている子猫がいたら、拾って助けようとする子がいるはずです。

ところが自分の子どもとなると、途端に子どもを追い込むように怒る大人がいます。

一説によれば、人には、自分に近い存在に対し甘えてしまう傾向があり、その甘えから怒りの感情をコントロールしようとしなくなるといいます。初対面の人に、いきなり怒るということが少ないのが証明ですね。

 

子どもは自分よりもはるかに弱い存在だ。同等ではない。と言い聞かせましょう。

 

最後に復習です。

1.子どもが怒りの感情を持たぬよう、短く叱りましょう。1分以内です。

2.日頃から「〇〇したんだね。」と承認をしましょう。

3.「この子は弱者だ。」と言い聞かせながら、自分の感情をぶつけずにその子のためを思った言葉をかけましょう。

 

人は、すぐに変わることができません。しかし意識をすることはできます。
是非、このページを定期的に読み返していただき、素敵な子育てライフを過ごしていっていただければ、この上ない喜びです。

 

最後までお読み下さりありがとうございました。このページが少しでも皆様のお役に立てますように。

お読みいただいて「他の人にも紹介したい。」という方は、是非、シェアやコメントをして頂けると嬉しいです。ご意見・ご質問等もお待ちしております。

 

 

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