一人暮らしを始めたいけど、自分の時間がなかなか取れないのではないか。

実家暮らしも一人暮らしも結婚生活も全て2年以上経験済みの私の実際の生活を包み隠さず伝えています。また、他の方からのインタビューも行い、私の主観のみではないページとなっています。
今回は、自分語りが多めになってしまいますが、少しでも皆さんの参考になればこの上ない幸せです。
結論です。

どの生活も正解ですし、どの生活もハズレです。
「何だよ。逃げの結論かよ。」と思った方、
はい、ちょっと待ってくださいね。せめて、この結論パートだけでもお付き合いください。
この結論を掘り下げると、
正解にもなる生活もあれば、ハズレにもなりうる生活もあるということです。
「日本に住む1億人全員にあてはまる答えはこれだ!」とは言えないのです。年齢や収入等の問題もありますから。
そこで、大切にしていただきたいのは、どの生活にも長所と短所があることを知り、どの長所と短所を自分の人生と優先したらよいのか判断することです。
その判断のための1つとして、このページを参考にしていただければ幸いです。
因みに私の考える最高の生活のランキングは、
2位:一人暮らし
ーーー越えられない壁ーーー
3位:実家暮らし
です。
この順位の理由は、各生活の長所と短所と私の実体験紹介しながら説明させていただきます。
実家暮らし
・ご両親が健在ならば、経済的に困ることがほとんどない。
・家事等をしてもらえるなら、家では自分の時間だけを過ごすことが出来る。
・親は寂しい思いをしない。
・甘え空間すぎるため、自己肯定感が下がる恐れがある。
・自分のやっていることに口を挟まれる場合もある。
・場合によっては、制約が厳しい。言いなりとなる。
私の実家暮らし
母子家庭で、母、私、弟の3人家族だったため、高校生の時から私が稼いだお金を家に全額入れていました。(通帳を渡していた。)
社会人2年目から、さすがに自分で通帳を管理した方がよいと思い立つようになり、私が銀行でお金をおろし、10万円親に生活費として支払う生活に変えました。
とはいえ、10万円を渡しても、残りのお金を使う場面は自分で決められます、何より病院代等はもらえたので、「お金が無い!」ということは一切ありませんでした。
また、何でもやってくれる母親だったため、家で手伝えることはほとんどなく、仕事か恋人との遊びに命を懸けていました。
平日に起きれなかったりすると起こしてもらえますし、何も行動しなくても、毎日食事が出てくる。洋服とかも清潔です。

さて、ここまでお読みになってみなさんは、どう思いましたか?
「めっちゃいいじゃん!」と感じた方は、きっと実家暮らしが一番合っているのだと思います。
人生を楽に生きるという点では、若い内は実家暮らしをしておけば、間違いないと思います。
毎日、ご飯を出してもらえているだけでありがたいことなのに、
「今日の夕食はテンションあがらない……」とか平気で思っていました。
それから、こちらが生活費を渡しても、母親から感謝をされなくなりました。
互いに”やって当然の関係”といった感じで、自分は家族の役に立っているという気持ちにならず、
「むしろ母親無しでは、毎日の生活が成り立たないのでは?」と思い、自分への自信が見えない内に下がっていったのです。
ただ、仕事と遊びに無制限に時間を使えたのは嬉しかったです。そのせいで、時間を生み出すための工夫もすることなく、怠惰な生活を送ってしまうんですよね……。
一人暮らし
・家族や周りへ感謝の気持ちをもつようになる。
・時間管理などの思考をするようになる。
・職場の近く等に引っ越すことで、自分の時間を増やすことが出来る。
・柔軟に生活スタイルを変えることが出来る。
・お金かけて工夫をしないと、自分の時間を生み出すことが出来ない。
・突然具合が悪くなったとき、とにっかく困る。
・仕事の要領が悪くなる恐れがある。
私の一人暮らし
親”へ”月5万仕送りをする契約を交わして、半ば無理やり一人暮らしをスタートさせました。
どうぶつ○森のように、自由に家具を置き、家の模様替えを楽しんでいました。また、友達を気兼ねなく呼ぶことができ、遊びの幅も広がりました。
家事も初めて自分一人でやることとなり、大変さを噛みしめつつも、母親の有難さを十分に感じるようになります。親子の関係も実家暮らしのときよりも良好になりました。
そして、一番の変化は、無限に仕事をしていても誰にも迷惑をかけることが無いので、始発と終電で帰る日々を過ごすようになったことです。家にいた時刻は、AM0:30~AM5:28でした。土日も遊ぶ予定がなければ、出勤しているくらい仕事に時間を使いました。残業代はでません(ここ重要)
次第に、家に帰る理由がよく分からなくなり、職場の近くのネットカフェで仮眠をとってから出勤することも週に2~3日ありました。
家事等についても、お金に余裕さえあれば、やらないように工夫ができる時代です。
例えば、洗濯という家事は、とにかく工程が多く、時間とストレスがかかる作業です。
具体的には、
②洗濯機から出して干す。
③夕方頃には、洗濯物を入れる。
④ハンガー等から外す。
⑤畳む
という作業が発生しますね。
それをドラム式洗濯機に変えることで、
②取り出して畳む。
これだけになります。天気にも左右されず、ストレスフリーな生活となるのです。
ドラム式洗濯機を設置できる環境なのも関わらず、設置されていない方は、今すぐに設置をおすすめします。
という方は、洗濯板を使ってを洗濯をしている人や火おこしをして料理をしている人が身近にいたらどうしますか?
おそらく、
と薦めるのではないでしょうか。
いわば、ドラム式洗濯機以外の洗濯機は、もう古い洗濯機なのです。
設置さえできるのであれば、買わない手はありません。
結婚生活(同棲も含む)
・楽しい時間を共有できる。
・会いに行く手間がなくなる。
・生産性が高まる。
・愛し続けることで自分の自己肯定感が高まる。
・相手の生活習慣に合わせることが大変。
私の結婚生活
とにかく最高です。毎朝起きれば、大好きな相手がそばにいますし、遊びに行って、帰り際に「もうバイバイだね。」とさみしい思いをしなくて済みます。「次はいつ会えるのかな。」という不安も干渉されます。
強いていうならば、出勤のときに「行ってきます。」をすることが寂しいですね。
愛する家族が我が家にいることで、自然と職場にいる時間が短くなりました。
「どうしたら仕事を早く済ませられるか。」ということを徹底的に考えるようになり、仕事のクオリティを下げることなく生産性を高めることが出来たのです。仕事術の本をとにかく読み漁るようになったのも結婚してからです。
このように、いかに集中して成果を出すか考えるようになったのは、結婚した結果です。家に帰れば、愛する人が待っていると思うだけで頑張れるのです。
また、実家暮らしや一人暮らしのときよりも、自分が人の役に立っているという感覚をもつようになります。そうなると、より自信が高まり、人生が楽しくなります。
それから、相手と約束をすることで、自分の生活を向上させることが出来ます。
どうしたかというと、相手に「〇〇ができるようになるために、毎朝早起きして勉強する!」と約束したのです。
人は、自分との約束は簡単に破りますが、相手との約束は本気で守ろうとするものです。
自分を律することが弱い私にとって、結婚生活で、相手に弱い自分が出てこないように見てもらっているという感覚は、最高の産物です。
因みに、子育てもしながら平日に4時間も自己投資をする方法については、こちらをご覧ください。

長所だらけの結婚生活ですが、唯一の欠点として、夫婦の関係が上手くいかないとずるずると堕ちていく諸刃の剣でもあります。
うまくいかない原因の多くが、「相手の生活習慣に合わせることが大変」ということがあります。
夫婦円満の秘訣について興味がある方は、こちらのページもご覧になってみてください。
恋人でなくてもシェアハウスでもいいかもしれませんね。
最後に

今回は、3つの生活スタイルの長所と短所と、私の実体験を伝えさせていただきました。
この生活スタイルが正しい!という答えはありませんが、私的には、結婚生活が一番おすすめです。
どうするかは、誰にも決められません。あなたの人生はあなたが決めます。
私たちが関わってきた多くの子供たちは、自分の人生なのに「親がこういうから……」と助手席に座っています。もしかすると、そのまま助手席に座ったまま大人になってしまっている方もいらっしゃるように感じます。いかがでしょうか。
そのまま助手席に座っていた人がいきなり運転席に座るのはとても勇気のいることですが、大丈夫です。
今、運転席に座って運転している方々も運転免許をもっていません。人生を運転するための教習所なんてないんです。「自分が運転している。」と思えれば、それが答えです。
是非、自分の目的地に合わせて運転をしていってください。
最後までお読み下さりありがとうございました。このページが少しでも皆様のお役に立てますように。

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